・「相手のために努力すること」です。研究の論文が学術論文誌に採択されることを目標に研究に注力しました。論文を作成する際に他分野の方と議論を行うのですが、化学の専門用語や現象をうまく説明できず、相手の理解を得られないことがありました。そこで、先輩や他大学の方の発表を聴くことで、他分野の方にもわかりやすい話し方を研究しました。具体的には、①専門用語は多用せず、動画などにより視覚的な理解を図る、②論理的に話を組み立てる、③話の重要度により情報量を調節する、以上を議論の資料に取り入れました。その結果、他分野の方との議論をスムーズに行うことが出来るようになり、論文は3報採択されました。
・目標に向けて努力することです。自分の研究の論文が学術論文誌に採択されることを目標に研究に注力してきました。1日12時間以上実験に没頭しましたが、失敗が多く研究の難しさを痛感しました。自分の知識や実験技術低さが原因だと思い、多くの文献を調べ、教授や先輩に質問するなどして、実験方法を改善しました。そして、多くの研究者と議論することで、新たな知識や考え方を身に付けました。また、英語で論文を書くために、英語の論文を毎日1本読み、外国人の教授と議論することで、英語力を伸ばす努力をしました。その結果実験は成功し、論文は国際学術論文誌に3報採択されました。この経験から、諦めずに努力することで目標を達成できることを学びました。
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