9000人がおいしいと感じる商品それは間違いなく良い商品である。9000人というと私の通っている大学の3つの学部に通う総生徒数に相当する。大学の三学部に通う生徒全員がおいしいと思うようなものなのだ。それはきっと良い食料品なのだろう。
ではなぜその商品が売れないのか。理由は二つほどあげてみる。一つ目としては競合の製品が強すぎる場合である。10人中9人が可の評価を出すものと、10人中10人が良を出す商品があれば前者の売れ行きは悪くなる。(10人のうち1人がおいしいと思わないということは、10人のうち10人すごくおいしいと思うものに比べて悪評の回りが早く、シェアは減っていくだろう。)しかし、ここまで極端な例でない限り前述のような商品が売れないということはないだろう。9000人がおいしと感じるものは惜しい、良いものなのだ。だから私はもう一つの可能性を提示する。
90%の人がおいしいと感じる商品であっても、100%の人が知らない商品の売り上げはおそらく0だ。このような商品は現実にはあり得ないだろう。しかしこの状況に近いものであれば現実性があるかもしれない。例を挙げてみる。あまりメジャーではなく知名度もないメーカーがすごく会心の出来の商品を作った。客観的に見てすごくおいしい商品だがメーカーの知名度も成功の実績もノウハウなく小売店のバイヤーにまず買ってもらえない。メジャーなメーカーではないので広告を打つお金もない。そんな状況を連想してみたら説得力がでてくる。
ではどうすればその商品の売り上げが伸びるか。言い換えるならばどう知名度を上げるか。どう購入者の目に触れさせるか。第一に広告を増やす、第二に話題性を付加する。この二点が必要だと感じる。広告を増やすというのは消費者の目に触れる機会を増やすというものだ。二つ目の話題性を付加するというのは流行に乗っかるということに似ている。LINEのアカウントを作る、ソーシャルゲームとのコラボをしてみるでも何でもいい。要するに消費者にその商品に対しての印象を植え付けることが大切なはずなのだ。変なキャラでもいい。消費者に●●のキャラあほらしい。そう思わせたら勝ちなのだ。
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