サークルの立て直しに挑みました。50年の歴史をもつサークルでしたが、様々な伝統、厳格なルール等が原因でメンバー数が減少し、私が幹事代になる前にサークルを解散させるか、新歓活動を行うかの選択を迫られました。メンバーの中にはサークルを解散させて現メンバーでダイビングをするという意見もありましたが、解散は勿体ないと感じていた私は新歓活動を行いたいと考えていました。なぜならばいくつかあるダイビングサークルの中でも私たちのサークルは落ち着きがあり、学部や大学関係なく、様々な性格の人が純粋にダイビングを楽しめる環境であると思っていたからです。よってメンバーに納得して一緒に新歓活動に参加してもらうために、なぜ自分にとってサークルが大事な場所であり、今後も人を集めて、存続させていくべき組織であるかについて話し、積極的にサークルの改善点等を指摘し、自分の考えを伝え、メンバーの思いや考えを聞き出すことに努めました。その結果、今までのような体育会出身のサークルであるが故の古い慣習や厳密すぎるルールの改定を行うと同時に他のダイビングサークルとの差別化の色をより強くアピールすることで新歓活動を行うことにしました。始めはなかなか新入生が集まらず諦めかけそうになったこともありましたが、合同新歓での積極的な勧誘や個別説明会等を駆使して最終的には前年の1人を大きく上回る5人の新入生を確保することに成功しました。
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