私が所属するマジッククラブでは、たくさんのマジックの映像を蓄えているのですが、その映像をDVDに焼いて1つずつ保管していました。私はそれが非常に億劫に感じ、不便であると常々思っていました。そこで周りのサークル員にもそう思っているのではないかと聞いてみると、案の定不便であると感じながらも、それを解決する方法がわからず、仕方なく現状のままにしてきたという答えが帰ってきました。そこで、サークル員の要望を聞いて回り、どのようなニーズがあるのか確認した結果、大容量の外付けHDDを導入し、そこに映像を一元管理し、DVDはバックアップとして使用する仕組みを整える必要があると考え、その通りに実行しました。その結果、場所を取るDVDボックスを頻繁に動かすことも無くなり、映像の管理も楽になったため、非常に便利になりました。聞いて回った際には、これだけあれば十分というような手応えだったのですが、いざ環境が揃うと更なるニーズが出てきたように思ったため、サークルでアカウントを1つ所有し、限られた容量ではありますがGoogleDriveを利用した映像管理を行うともっと便利になるのではないかと提案しました。最初は皆何に使うのか実感が湧いていない様子だったのですが、試験運用期間を設けて私が主体となってサークルにおける便利な使い方を実演しました。その結果皆クラウドを利用したデータ共有の便利さに気づくきっかけとなり、現在では活発にデータがやりとりされるようになりました。このように、不満や不便を通して、改善策を練り便利な体験に変えることできて、さらにそれが当たり前となった時に私は最も喜びを感じます。
続きを読む