私は在学中、卒業研究で行った〇〇での現地調査に最も力を注ぎました。
既往研究は狭い範囲での事例研究が多かったため、私は研究対象地域を広く設定し、現地調査を行うことにしました。当初は研究対象地域を数週間かけて調査する予定でしたが、1回目の調査の時点で、1回の調査範囲が広かったこと、猛暑の中での調査になることなどを理由に体調を崩してしまい、このまま当初の予定通りに調査を行うのは体力的に難しいということに気づきました。
私は中学生の頃から、事前に立てた予定をこなすことで試験でも良い成績を取ってきていたため、これまでは予定を確実に遂行することを重視していました。そのため体力的に事前の予定通りに調査を行うことが難しいと気付いたあとも、その予定を変更することに非常に躊躇いがありました。しかし無理をして調査をするよりも、現地に行く回数を増やして1回の調査範囲を狭くした方が、より緻密な調査が行えるのではないかと考えました。
自分の体力やその日の天候も考慮しながら柔軟に予定を変更し、最終的に約1.5か月間かけて調査を行いました。時間はかかってしまいましたが、これにより多くの〇〇の情報を手に入れ、詳細な分析を行ったことで、研究結果の説得性が増したと感じています。完成した卒業論文も良い成績を取ることができました。
この経験から、状況に応じた柔軟な対応を取ることの大切さを学びました。この経験以降は体調や想定外の事態も考え、初めから余裕を持った予定を立てるようになり、その中で必要に応じて柔軟に予定を変更できるようになりました。
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