私は、幼少期に貴社IPへ馴染みの薄かったであろう女性層をターゲットに、貴社IPを流行させたいです。既に貴社は、数々のタイアップ、コラボレーション等によって、貴社IPのメインターゲットである子供世代以外の世代へのアプローチを積極的に行われています。しかし、そのターゲットは、子供時代に貴社IPへ馴染みの深かった中高年男性層である事がほとんどであり、あくまで子供時代に特撮作品への親しみを感じやすい男性層が主流ターゲットになっていると感じています。そこで、あえて女性をターゲットに据える事には主に2つの理由があります。1つ目は、女性層へのアプローチを行う事で新たなマーケットのサイクルが生まれるからです。成人女性や若年層女性人気を獲得し、女性全体の関心が高まれば、幼少期から貴社IPを好む女子児童も増え、更にその世代が成長した後に懐古趣味としてIPコンテンツを売り込めるという男性と同じサイクルが、女性においても再現され、両性を含む事でマーケットを倍の規模に増幅出来ます。2つ目は、若年女性層の持つ世間への波及力、影響力の大きさです。近年の若年女性は、自身の趣味や私生活を頻繁にソーシャルメディア等、インターネット上で発信する傾向が他の世代と比べて圧倒的に高く、故にインターネット上における強力な影響力を有する層であると言えます。彼女達の間で流行を創出出来れば、インターネットを通じて幅広い層に向けた流行発信に繋げる事が出来ると私は考えました。女性をターゲットに据えた具体的な流交喚起計画としては、「ウルトラ怪獣イケメンプロジェクト」を考えています。昨今、動物園のイケメンゴリラが話題を呼んだように、容姿の端麗なウルトラシリーズの怪獣や宇宙人の認知度を女性向けファッション雑誌で紹介してもらう等のコラボレーションで高めていき、女性限定の投票による「イケメン怪獣総選挙」等様々な企画を実現する事で、話題を喚起したいです。
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