私は、学区や引っ越し、進学の際に友人と離れることが多くありました。最も印象的だったのは、中学1年生の終わりに転校したことです。転校することが決まった時は、友人と離れることをとても悲しく思い、仲の良い友人にもなかなか伝えることができませんでした。転校することをクラスメイトに伝えると泣いてくれる友人もいて、とても嬉しかったことを覚えています。1年生の終業式の日には、クラスメイトが私に内緒で作ってくれた全員のメッセージ入りのノートと、友人からはそれぞれプレゼントと手紙をもらいました。部活でも寄せ書きの色紙をもらい、お別れの会を開いてくれました。私のために時間を使ってプレゼントを選んでくれ、準備をしてくれたことがとても嬉しく、改めて私には素敵な友人がいることを実感することができました。中学校2年生では、転校生として知らない場所で一からのスタートでした。初めは、知らない人に囲まれ、不安ばかりが大きく、転校前の中学校に戻りたいとも思いましたが、新しく出会い、スタートできるこの経験を大切にしようと考え、積極的に話しかけて周囲と関わることを大切にしました。その結果、卒業時には私が転校生だったことに驚かれるほど馴染むことができ、多くの友人を作ることができました。私はこの経験から、人と関わることと、出会いの大切さを改めて実感することができました。以前までは、新しい環境に飛び込むことに対しては不安が大きかったのですがこの経験を機に、新しい出会いに期待する気持ちが大きくなりました。また、今まで出会ってきた友人達は私にとってかけがえのない財産であると実感しました。社会人となってもこの気持ちを忘れずに人との出会いと関わりを大切にしながら働きたいと考えます。そして、自分のためだけではなく周囲の人のために率先して行動することを心掛けていきます。
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