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Q.
趣味・特技・自己PR
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A.
" 私は、広い考え方を持つ事と、相手の考えを汲み取り、意見を取り入れて組織を運営できることが挙げられます。 まず広い考え方を持つために、私は日頃から科学分野の情報を広く収集しています。得られた知識と、研究で必要とされる知識を組み合わせる事で柔軟な考え方ができると考えております。これまでの習慣から考慮されてこなかった、ガラスと高分子をつなぎとめる薄膜が屈折率膜厚計の誤差を生んでいるといった事を、高分子の知識から気づき、測定誤差を無くすことができました。 次に、私は相手の立場に立って物事を考えたりする傾向があり、自分の独断で作業を進めることよりも協調性を大切にして、グループをまとめること多いです。その性格から大学ではサークルの代表を任されました。 続きを読む
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Q.
卒業研究のテーマと内容
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A.
近年の半導体をはじめとした微細加工技術の進展に伴い、レーザ光を用いた加工技術において、振動方向を揃えた偏光を使うことでさらなる微細加工化が可能となっております。しかし、現在主に使用されている、高分子を用いた偏光子では高温高圧環境下では劣化が起き、プリズムを用いた偏光子は立体的な素子を使用するため設置スペースに問題があります。本研究では高温高圧条件下で使用でき、薄膜構造で設置スペースに問題が無く、かつ生産コストの低い高効率な2層型ワイヤーグリッド偏光子(WGP)の開発を目標としています。私たちは実際に2層型WGPを作製し、レーザ光を入射した時の透過率の強度測定を行っています。加えて、透過率のシミュレーションによる理論計算も行い、実測と理論の両方から研究を進めてきました。研究によって得られた偏光子の消光比は30dBとプリズム型の50dBに及ばないものの、十分優位性を持った技術につなげる事が出来ると考えられます。 続きを読む