低迷するバイト先の雰囲気・売上を改善したことです。
3ヶ月前、バイト先のアパレルブランドが他社に買収され、今年度の売上が前年より増加しなければ店舗は閉店になると告げられました。生活のかかる社員の方々を中心に笑顔が消え、重苦しい雰囲気になった職場を目にし、私はアルバイト仲間全員で彼らを支え、以前の職場を取り戻そうと決意しました。その中で、①アルバイトのモチベーションの低さ ②毎年減少傾向にある売上、という二つの問題に直面しました。
まず、アルバイト仲間には当初、置かれた状況に対する危機感がありませんでした。彼らに「売上を通して店に貢献したい」という想いで働いてもらうには、店に愛着を感じてもらうこと必要があると考えたため、従業員同士のイベントや集まりを多く開催し、従業員同士の繋がりを強化しました。結果、バイト全体に「私たちでこのお店を立て直そう」という風潮が高まり、共に笑顔で声を出して働いてくれるようになりました。
次に、様々な販促活動を行っているにも関わらず毎年減少していく売上を伸ばすためには接客の改善が必要だと考え、より高価格な他社ブランドを調査したところ、顧客に手書きのお礼状を出していることが分かりました。上司を説得し、従来の印刷の葉書を「手書き」に変更すると、顧客に再来率が上がり、先月の売上は前年比約120%を達成することができました。
我々の想いや接客が売上増加に繋がったことにより従業員全体に自信と希望が生まれ、売上獲得に向けて明るく一生懸命な会社を取り戻すことができました。この経験から、強い想いを持ってまわりに働きかければ、年齢や立場に関係なくチームを変革できることを学びました。
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