19卒 本選考ES
技術職
19卒 | 東京理科大学大学院 | 男性
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Q.
学生時代に最も注力した取り組みについて簡潔にご説明ください(1分)
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A.
学生時代に最も注力した取り組みは研究活動です。学生生活を通して新しいことに挑戦するということを大切にしてきており、研究を始める際には新設の研究室を志望し、自分で研究の企画を行うことで、今までにない、新しい研究に取り組みました。他の研究と違い、先輩のデータや確立された測定方法などがなかったため、それらをすべて自分で検討しなければならないことに苦労しましたが、体育会ラグビー部を通して培った周囲と協力する力を使い、様々な方の助けを得ながら研究を進めることができました。これによって研究の成果を出し、アメリカの学会で口頭発表を行ったり、研究に対する特許を出すなどの成果を出すことができました。 続きを読む
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Q.
その取り組みを行った、背景やきっかけについてご説明ください(2分)
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A.
私は、常に「新しいことに挑戦する」ということを心掛けています。このような考えから、大学3年時に、「ブラジルへの単身旅行」に挑戦することを決めました。初めての海外旅行であったため、金銭面や旅券、ビザの取得など様々な問題がありましたが、「やらずに後悔することだけはしたくない」と考え、勇気を出して挑戦することで、非常に充実した時間を過ごすことができました。これにより、自分の大切にしていた「新しいことに挑戦する」という考え方を以前よりもさらに大切にするようになったとともに、さらなる新しい挑戦から様々なことを学び、吸収したいと考えるようになりました。このような経験から、学生時代では経験することのできなかった、アプローチの方法を自分で考え、軌道修正を加えながら、目標の達成を目指すという研究活動に大きな関心を得たとともに、これを通して自分の知らない世界を見たいと考えるようになりました。また、自分で考え、それを実践し、失敗したら解決策を考えて、また実践するという研究活動を通して、失敗に負けずに立ち向かい続ける精神や、物事をじっくりと考えて次の出来事を予測する論理的思考力を学びたいと考えました。そのため、研究活動を始める際には、「誰もやったことのない研究に挑戦し、成果をあげる」という目標を立て、新設の研究室を志望し、さらにその中でも初めての研究を企画することに挑戦しました。 続きを読む
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Q.
その取り組みを行ったことによる、最終的な成果についてご説明ください(2分)
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A.
まず、研究活動による最終的な成果としては、2017年8月に私の所属する研究室で初めて、また研究科の中でも唯一、アメリカで開催された国際学会に参加し口頭発表を行うという成果を残しました。また、私が研究協力員として共同研究を行っている地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所の研究者の方から、私の研究内容で特許を取ろうというご提案があり、2018年1月に特許の申請を行うことができました。これらは形として残る成果ですが、このような経験を積むことで自分が成長することができたという点が一番の成果であると感じています。アメリカで開催された国際学会に参加した際には、世界中の研究者とお話をして、視野を大きく広げることができました。また、特許の申請を通して、自分の研究を様々な角度から検討しなおすことで次の研究を行うための論理的思考力を養うことができたと考えています。 続きを読む
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Q.
その取り組みを行う上で、ご自身が取った一番最初の行動と、その行動を取った理由を教えてください(3分)
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A.
研究活動に取り組み、研究を企画する際に、私が一番初めに行った行動としては、自分の研究に関連する論文をできる限り多く読み、自分の研究に関連するセミナーに参加することによって研究に対するイメージを膨らませるということでした。このような行動をとった理由は大きく分けて二点あります。一つは学生生活を通して新しいことに挑戦するということを大切にしてきており、研究を始める際には新設の研究室を志望し、自分で研究の企画を行うことで、今までにない、新しい研究に取り組みました。他の研究と違い、先輩のデータや確立された測定方法などがなかったため、それらをすべて自分で検討しなければならなかったからです。そのため自分はどのようなことを研究したいのか、またそれを達成するためにはどのようなことが必要なのかという点を再確認する意味でも、研究に対する論文やセミナーなどを通して自分の研究に対するイメージを膨らませていました。二つ目は体育会ラグビー部に所属していた際に、周囲を巻き込むことによって自分一人では成し遂げることのできないような成果を成し遂げたという経験から来たものです。私は、大学1年時にレギュラーとして出場した初めての公式戦で、80点もの大差で敗北し、今まで味わったことのないほどの悔しさを覚えました。この悔しさをバネに雪辱を晴らしたいと考えましたが、自分一人が成長しても勝つことはできないと考え、周囲を巻き込みながら練習に取り組むことで、チーム全体が一丸となって練習に取り組むことができるようになり、雪辱を晴らしただけでなく、3年ぶりのリーグ優勝・昇格を果たすことができました。このような経験から、自分一人で努力し続けるのではなく、周囲を巻き込みながら研究活動に取り組むことにより、自分の想像以上の成果をあげることができると考え、研究に関する論文を数多く読み、セミナーに参加して、様々な情報を得ることにより自分の研究に対するイメージを膨らませていました。 続きを読む
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Q.
ご自身が一番最初に取った行動以外で取った、重要な行動とその理由について教えてください(3分)
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A.
私が研究活動に取り組む中で、一番最初に取った、論文やセミナーを通して自分の研究に対する情報を得ることにより、研究に対するイメージを膨らませるという行動のほかにとった、重要な行動としては、アメリカで開催された国際学会に積極的に参加するということが挙げられます。このような行動をとったことに関しても、二点の理由があります。一つ目は、体育会ラグビー部で培った負けず嫌いな精神です。自分は研究室の誰にも劣らないほど研究に打ち込んでいたにも関わらず、今までにない新しい研究に取り組んでいたために研究の進度が遅く、周囲の方が学会に参加しているのを応援するばかりでした。そのため、自分の研究の目標を達成し、学会で発表することが決まった際には、共同研究をしていた研究者の方や、教授に力強くアピールし、初めての挑戦であったアメリカで開催される学会での口頭発表にチャレンジすることで、今までの遅れを取り戻したいという考えからでした。二つ目は、大学3年時に、「ブラジルへの単身旅行」に挑戦した経験からくるものです。この当時は初めての海外旅行であったため、金銭面や旅券、ビザの取得など様々な不安がありましたが、「やらずに後悔することだけはしたくない」と考え、勇気を出して挑戦することで、非常に充実した時間を過ごすことができました。また、この経験を通して自分の知らなかった世界を肌で感じ、自分の見ていた世界がいかに狭いものであるのかということを実感しました。そのため、今までに行ったことのない国であるアメリカに行くということを通して自分の視野を広げるとともに、世界中の研究者の方とお話をすることで研究に対する視野も広げることができるということに強い魅力を感じたために、積極的に参加を希望しました。 続きを読む
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Q.
この一連の成果創出プロセスから学んだことについて、教えてください(2分)
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A.
研究活動という一連の成果創出プロセスを通しまして、今までに持っていなかった考え方を得る経験や、今までの考え方をさらに伸ばすという経験をしてきました。まず、研究活動を行う際に、新設の研究室を志望し、自分で研究の企画を行うことで、今までにない、新しい研究に取り組んだ経験を通して、次にどのようなことをする必要があるのか、どのようなことが求められているのか、そのためには何が必要で、どうすればそれを手に入れることができるのかといった、論理的思考力を養うことができたと考えています。また、周囲と協力しながら研究に粘り強く努力した経験から、今まで私が体育会ラグビー部で培ってきた目標の達成に向けて粘り強く努力する力や周囲を巻き込みながら新たなことに挑戦する力をさらに伸ばすことができたと考えています。また、最も大きく学ぶことができたと考えている点は、アメリカで開催された国際学会に進んで参加することで、世界中の研究者の方と触れ合い、研究だけでなく、日常生活すべての視野が広がった点であると考えています。これらすべての学びから、自分の大切にしていた新しいことに挑戦する力を伸ばし、新たな挑戦への活力を得ることができたとともに、今まで持っていなかった論理的思考力を養うことができたことが、自分の中で成長した部分であると考えています。 続きを読む