私が最も打ち込んだことは、大学のバドミントンサークルにおける「改革」である。私達のサークルの部員は21名と少なく、部員数を増やす課題が挙げられていた。したがって私は幹事学年である3年次に企画係に立候補し、他のサークルとの差別化を図るため2つの「改革」を行おうと試みた。
1つ目は、学外との交流戦の開催である。他のバドミントンサークルでは学内の大会をメインとして行っており、学外との交流戦を開催しているサークルは存在しなかった。私はこの提案をミーティングで取り上げたが、この企画は負担が大きく、イベントを増やすべきではないというサークル内からの反対意見が多く存在した。ここで私は、更に部員を増やすためには改革を行うべきと部員の説得のもと、各校で会場確保、進行、景品の準備を順番に回し、予算、負担の削減に努めた。この取り組みによって、サークルの幹事長や部員から承諾を頂き、年に2回交流戦を開催することができた。
2つ目は、毎年同じであった夏合宿先を沖縄から長崎に変更した。私たちのサークルの夏合宿は大学1年生から修士2年生、またOBOGが参加するため、毎年同じ合宿先では飽きてしまうのではという意見が存在したためである。この取り組みにおいては、ホテルの確保、移動方法の変更、予算の計算など様々な業務を行う必要があり、1人での達成は難しいと考えた。したがって、私は3年生の出身として最も多かった長崎を変更先に決定することで、私の地元だからいいホテル知ってるよ、など部員の協力を簡単に仰げるよう試みた。
私はこの2つの改革を行うことで、結果として新入部員が20人と、部員数を2倍に増加させた。また、このバドミントンサークルを大学内で最も大規模なバドミントンサークルすることができ、新入生歓迎パンフレットには最も大きく掲載していただいた。この経験では、私の「積極的に動き、周りを巻き込みながら実行できる力」を十分に発揮できたと考えている。
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