学生団体の幹部としての活動です。中でも、所属メンバーが当事者意識を持って活動出来る環境の整備に力を入れました。幹部に任命されて2か月経った頃、メンバー36名のうち積極的で反応の早い10名しか議論・決定に関わらない、という状況でした。月に一度の全体会以外は主に「Slack」で議論を進めている状況も相まって、新入生を中心としてメンバー間の理解とモチベーションの差が拡大していき、新体制になってから僅か4か月で前代未聞の5名の脱退者が出てしまいました。改善に向け、メンバー一人一人のなりたい姿や悩みに合わせた幹部が担当に就き、定期的な電話相談の機会を設けました。なぜなら個人間でのやりとりや意見の尊重で、本人が持つ活動においての悩みや考えを知ることができるうえ、チームにおいての存在価値に気づかせることこそが積極的な活動を促進できると考えたからです。
例えば、メンバーからの、文面の議論だけでは誤認が生まれやすく、億劫になるという悩みに対して定期的な映像電話会議等、視覚的な情報共有の場を作ったりと悩みに対する試行錯誤を重ねました。
結果、3か月経った現在では30名以上の積極的な姿勢がみられるようになり、団体全体が一丸となって議論をすすめられています。
この経験から、其々の思いを真に把握し、対応する重要性を学びました。
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