16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
あなたが考えるコンサルタントのイメージはどのようなものですか。また、コンサルタントに必要なものはどのようなものだと考えますか。(600文字以下)
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A.
コンサルタントには、プロフェッショナルというイメージがある。顧客が抱える悩みの根源を突き止め、解決策を導き出し、共に実行していくプロフェッショナルである。 このイメージから、ゼロベースで、論理的・俯瞰的に思考することは、コンサルタントに必ず求められている能力であると想像出来る。しかし私は、顧客に寄り添う力こそが、コンサルタントにとって最も大切なことであると考える。いくら優れた解決策を導いたとしても、それを実行してもらえなければ価値は生まれないからだ。そして、顧客に寄り添わなければ、実行という段階には辿り着けない。例えば、私の両親は中小企業の経営者をしている。悩みつつ決断を下し、会社を背負っている姿を見て育った。経営者とトップマネジメントが、常に会社のことを考えて生きているのを目の当たりにしてきたのだ。そんな経営者達が課題を抱え、自分達だけでは処理できなくなった際、コンサルタントに依頼をする。では彼ら経営者は、コンサルタントの導き出した解決策を見ただけで、それを的確に実行できるのだろうか。頭では、コンサルタントの意見が正しいと分かっていても、会社を大切に考えるあまり、そして経験がバイアスとなって、的確な実行ができない。ここで、顧客にしっかりと寄り添い、実行のフェーズに持っていくことで初めて、価値が生まれる。よって、コンサルタントに最も必要なのは、顧客に寄り添う力であると考える。 続きを読む
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Q.
あなたが最終的に入社する企業を選択する場合、最も重要視することはどのようなことですか。その理由も含めて説明してください。(600文字以下)
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A.
私が最も重視するのは、自分でキャリアを選択し、形成できるかという点だ。私が最も力を発揮出来るのは、自分の意思で決めた環境に身を置いている時だからだ。例を2つ挙げる。1つ目は、高校浪人をしたことだ。私は、幼稚園から大学まである一貫校に通っていた。物心が付く前に入園し、漫然と日々を過ごしていた。しかし中学3年生の時、高校入学前に浪人をし、自分の意思で高校を選ぶという決断をした。15才という年齢で、1年間勉強し続けるのは苦労した。しかし、自ら決断したからこそ、努力をし、納得いく結果を残すことができた。2つ目の例は、留学先で専攻を変えたことだ。他の日本人留学生が、日本での専攻を変えずに学んでいる中、私は、日本で学んだ政治経済からメディア・アートに専攻を変えた。現地大学のメディア部門は全英2位とレベルの高い環境だった。そこで、メディア・アートへの理解を深め他学生に追い付く為、芸術大学ショートコースとのダブルスクール、アーティストの元でのインターンを行った。最終的に、元の専攻である政治経済とメディアのセオリーを融合させ「ハイパーリアリティとしての偶像崇拝がもたらす金融危機」等のエッセーを執筆し、現地学生より良い成績を得た。以上より、私は自ら決めたことに最大限の努力をし、力を発揮することが出来る。よって私にとって最も重要な企業選びの軸は、主体的なキャリア形成ができるか否かということだ。 続きを読む