テニスサークルに所属し、サークルを運営する幹部として 1 年間、会員が試合で力を発揮し、自身の成長を実感できることを目標に活動しました。そのために、会員全員が、互いにアドバイスし合うこと、そして声出しで締りのある雰囲気を保ち、テニスにだけ集中することで、テニスが上達させられる練習作りに挑戦しました。このような練習を作り上げるには、練習メニューの質を高めるのは当然ですが、会員が、指導されたから仕方なく声出し・アドバイスするという状況から抜け出し、自主的に取り組んでもらえるようにする必要がありました。始めに意識したことは、目標を掲げた私達が、テニスが上手くなりたいという意志を練習への取り組み方で示すことです。自分が成長したいという姿勢を率先して見せてこそ、私達が掲げるビジョンを会員に共感してもらえると考えたからです。その上で、こちらの意図を会員に伝えることで、厳しい指導の意味を理解してもらい、行動に移してもらえるように努めました。また、会員が行動に移すためのサポートも行いました。例えば、アドバイスが苦手な人がいれば、「今の練習メニューはこれがポイントだから、プレーしている人がそこできているか見てあげて」とアドバイスしやすい状況を作りました。幹部を終えるときには、会員の誰もがアドバイスし合え、締まりのあるいい練習風景になり、大会で結果を残せる人も増やすことができました。
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